新着情報
一覧へ- 2025.10.20
- 11月21日に第18回うったてミーティングを行います
- 2025.10.17
- 9月26日に第16回うったてミーティングを行いました
- 2025.10.17
- 「うったて」第3号を発刊しました
- 2025.10.17
- 8月22日に第15回うったてミーティングを行いました
- 2025.03.17
- 主な配布場所を更新しました
- 2025.02.28
- 「うったて」第2号を発刊しました
- 2024.10.30
- 10月18日にうったて創刊記念「うったてサロン」を開催しました(リポート)
- 2024.10.07
- 「うったて」の創刊がNHKで紹介されました
- 2024.09.30
- 「うったて」創刊号を発刊しました
「うったて」は、2023年秋、国内で初めて文学分野においてユネスコ創造都市ネットワークに加盟したおかやまからお届けする「ちいさな物語」マガジンです。
「うったて」は文学創造都市おかやまのまちを描く雑誌です。
日々の暮らし、人々のいとなみ……まちは物語にあふれています。
耳を傾け、拾い集め、見つめ直し、このちいさな冊子に残していきます。
「ちいさな物語」の一つひとつがまちの歴史であり、文化であり、魅力です。
わたしたちは、それを伝えたいのです。
「うったて」は、書道で筆をおろすその瞬間の「起筆」を指す地域の方言です。
ものごとのはじまりや心構えとして用いることもあります。
文学のまちをここから――「うったて」には、そんな思いを込めました。
おかやまの潜在的な魅力を多角的、多面的に再発掘し、「ちいさな物語」として紹介します。
集め、記録し、伝えることでまちの魅力を感じてもらえるような冊子をめざしています。
原稿、編集には多くの市民が参加します。
「うったて」の編集を通じて、文章を書くこと、編集することの面白さを経験・共有します。
「うったて」を読む
うったて第3号
「うったて」第3号をお届けします。
国内で初めて、文学分野においてユネスコ創造都市ネットワークに加盟した岡山市の小さな物語マガジン「うったて」第3号ができました。
第3号の特集は「わたしの御馳走帖」です。
岡山が生んだ名随筆家内田百閒の「御馳走帖」から特集タイトルをいただきました。
殿様の御膳から小学校の学校給食まで、おかやまの食にちなんだメニューをお届けしています。
素材、料理、もてなしなど、岡山人がどんな食文化のなかで生きているのか、編集室としみんライターがとっておきの話しを集めてきました。
波静かで流れの速い瀬戸内内海、干拓事業で広がった南部の平野、なだらかな起伏の吉備高原――穏やかな自然に囲まれ、多彩な食材に恵まれてきた岡山人は、食することにまじめというか、貪欲です。
グルメとか食通といったニュアンスとは少し異なる食べることへの美意識のようなものを、改めて感じました。
郷土食や名物料理、ご当地グルメなど挙げていけばきりがないほどの食の話題はいっぱい。
ばらずし、果物といった定番を押さえつつ、グルメガイドとはひと味もふた味も違ったお話しが集まったのは、「うったて」ならではと自負しています。
さあ、ゆっくりとお召し上がりください。
もくじ
特集 わたしの御馳走帖
特集エッセイ 岡山ほろよい紀行 松浦すみれ
うったてインタビュー 万城あきさん
「岡山後楽園 殿様の御馳走帖」から見る岡山の食文化
スケッチーズ
わたしの御馳走帖
郷土史家・岡長編が好んだ少し新味と特異性「夢の岡山ずし」 昼間たかし
食べることより書くことを優先した詩人・永瀬清子 横田都志子
酔って44年 岡山バー物語 石原正裕
うったてポスト
第8回愛ラブおかやま川柳
お酒にまつわるエトセトラ 三村佳代子
ひと 青山融さん
岡山弁、ミステリー、古墳、映画、日本酒……文化を遊び続けた天才編集者
おかやま水辺紀行 生き返りの水―塩釡冷泉 小暮夕紀子
まちとデザイン ② 人と音を創る、建築の色と形―岡山市民会館の思い出 根木慶太郎
エッセイ 焼きたて〈元祖ばななかすてら〉 乗代雄介
となりの文学都市③ シアトル
On reading 読む人、読む場所
うったて創刊号
うったて創刊号をPDFで公開しています。
うったて主な配布場所
「うったて」は次のところで配布しています。(2025年3月11日現在)
- 岡山県内の図書館
- 岡山市役所本庁舎など市内市有施設
など
その他の主な配布場所はこちらのリストをご確認ください。
※在庫切れの場合もありますので、ご了承ください。
※配布場所は、今後拡大予定です。全国の書店等へも発送しています。
新たに「うったて」の設置にご協力いただける店舗・施設様へ
次号以降の「うったて」最新号の配布・設置にご協力いただけるお店・施設の方は、こちらの申込フォームからご連絡ください。
うったて郵送方法について
送付を希望される方は、「住所」「氏名」「連絡先の電話番号」「希望する号(例:第○号)」を記載のうえ、返信用切手を同封して、下記の宛先へご送付ください。
※送付は、お一人様1号あたり一冊とさせていただきます。
※予定数に達しましたら終了いたします。あらかじめご了承ください。
| 必要な返信用切手 | |
|---|---|
| 一冊送付希望の場合 | 返信用切手 180円分 |
| 二冊送付希望の場合 | 返信用切手 215円分 |
| 三冊送付希望の場合 | 返信用切手 310円分 |
- 送付先
-
〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1-1
岡山市市民生活局スポーツ文化部文化振興課「うったて送付係」
※定期発送は承っておりません。
「うったて」をつくる
「うったて」は、プロの作家、ライター、編集者だけでつくる冊子ではなく、コミュニティーを形成する市民が参加し、発表することが特色です。いわば、プロと市民が一緒につくる「草マガジン」(草野球みたいな)を目指しています。
編集チーム(編集委員会)
編集・制作にかかるスタッフは経験者を中心に編集委員会を設置し、幅広い知見、情報を得ながら編集します。
編集委員
- 青山融(元タウン情報おかやま、オセラ編集長、岡山弁協会元会長)
- 石原正裕(元RSK山陽放送ディレクター・フリーライター)
- 岡田智美(山陽新聞文化部長)
- 根木慶太郎(451ブックス店主・瀬戸内ブッククルーズ代表)
- 三村佳代子(元「タウン情報おかやま」編集者・酒のみむら店主)
- 守安 涼(吉備人出版)
- 山川隆之(編集者・吉備人出版代表)
- 山下陽介(岡山市文化振興課)
アートディレクター
写真
- 加藤晋平(加藤晋平写真事務所)
- 内田伸一郎
- 清水タケオ
- 一幡公平
執筆陣
- 乗代雄介(作家、坪田讓治文学賞受賞者)
- 小暮夕紀子(作家)
- 村中季衣(児童文学作家、坪田讓治文学賞受賞者)
しみんライター
「うったて」の編集作業を通じ、ライター(作家)、編集者、カメラマン、デザイナーなど本づくりに関わる人材を育成するプログラムを組み込んでいます。
毎号の特集テーマごとに公開の編集会議を行い、しみんライターによる取材テーマ、原稿を募集し、編集員会でセレクトして掲載します。
書き手と作り手(編集者)、読み手がなるべくフラットな関係であることを目指しています。
しみんライターから寄せられた原稿は、「うったて」本誌へ掲載されなかったものも含め「記憶」の「記録」として保存し、コミュニティーアーカイブとしての活用を考えています。
市民の営み、生活の記憶を文字として残す「記録」は、次世代の創造への活用につなげていくことが可能になると考えているからです。
うったてミーティング
うったてミーティングでは、しみんライターを対象に、まちを知るための勉強会「ライターの教室」と公開編集会議を定期的に開催し、編集に生かします。
うったてミーティングの記録と参加お申し込みはこちら
感想、ご意見をお寄せください。
「うったて」への投稿、またご意見、ご感想は下記のGoogleフォームからお寄せください。
お問い合わせ
〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
- メール:
- info@uttate.net
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- 086-803-1054
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