うったて(uttate)ミーティングのご案内
第15回うったてミーティングを行いました。
8月22日に開催した第15回のうったてミーティング。
ライターの教室のゲストトークは作家の岡崎隼人さん。1985年岡山生まれ。現在も岡山で作品を書いていて、8月6日に最新刊『書店怪談』(講談社)が出たばかり。
19歳で初めて書いた長編小説で講談社メフィスト賞を取りデビュー。それからスランプになり、復帰できるまで18年かかった。それでも小説家をやめようとか思わなかったという。 小説家であり続けるためにもがき学んだことの一端を、昨夜は熱く語ってくれました。

好きな作品を徹底的に分析すること。原稿の推敲を30回でも40回でもやって、文章のムダをそぎ落とし、リズムを良くすること。
プロであり続けるために、自ら会得したノウハウでありスタイルだそうです。書く人、書こうとする人たちにとってとても刺激的な話でした。

うったてミーティングの記録
テーマ案と講師は以下の通り
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4月26日 「今おかやまが来ている、その理由」 石原正裕(元RSK山陽放送ディレクター・ライター)
ライターの教室講師の石原正裕さん -
5月31日 「食べる、呑む、伝える」 三村佳代子(元タウン情報おかやま編集者・酒のみむら店主)
ライターの教室講師の三村佳代子さん -
6月28日 「道と堀からまちの成り立ちを考える」 金澤健吾(編集者)
ライターの教室講師の金澤健吾さん テレビ取材を受けながら -
7月26日 「まちを歩きながら作家は何を見ているのか」 乗代雄介(作家)
ライターの教室講師の乗代雄介さん -
8月23日 「映画とおかやまのまち」 世良利和(映画史研究者)
ライターの教室講師の世良利和さん -
9月27日(金)午後6時半から第6回うったてミーティングを行いました。
参加したしみんライターをはじめ編集委員、岡山市文化振興課の関係者ら約30人で、出来上がった「うったて」創刊号を手に取って、感想を話し合いました。
しみんライターのみなさんは、自分が書いた原稿のページを見ながら喜びをかみしめていました。
ゲストトークは根木慶太郎さんが「新しい本屋とZINEの楽しみ方」をテーマに、岡山県内の独立系書店を紹介。本選びの環境の変化についてリアルな話をきくことができました。 -
第7回うったてミーティングを行いました
第7回うったてミーティング 11月22日(金)午後6時半から表町のソバラ屋2階のレンタルルームで、第7回うったてミーティングを行いました。
ライターの教室では、岡山県立図書館郷土史担当の佐藤賢二さん(県立図書館郷土史サービス第二課郷土資料班)を迎えて、まちを知るうえで、どのように図書館を活用すればよいかを指南していただきました。
公開編集会議では、第2号の特集「おかやま音楽中心生活」のテーマ案について、それぞれの執筆者から意図の説明と進捗状況について報告がありました。
第2号の原稿の締め切りは12月15日を確認しました。講師の佐藤賢二さん -
第8回うったてミーティングを行いました
12月20日(金)午後6時半から表町ソバラ屋2階のレンタルルームで、第8回うったてミーティングを行いました。
前半のライターの教室では、NPO法人永瀬清子生家保存会理事長の横田都志子さんを講師に迎え、岡山が生んだ日本を代表する詩人の作品と人としての魅力などを熱く語っていただきました。
建築士として清子の生家保存にかかったことから永瀬清子の作品に触れるようになったと話す横田さん。参加者からは文章を書くことの心構えなどを学びました。後半の公開編集会議では、第2号の特集「おかやま音楽中心生活」の進捗状況と、表紙案などを話し合いました。
ほぼ原稿も出そろい、2月末刊行に向けて急ピッチに編集・制作作業に入ることになります。 -
第9回うったてミーティングを行いました
第9回うったてミーティングを1月24日(金)に行いました。
第1部ライターの教室では、ライターで都市鑑賞者の内海慶一さんを講師に迎え、「都市鑑賞入門」と題して講演。「見たことあるのに見えてなかった」ものを豊富な写真で紹介してもらいました。
第2部公開編集会議では、「うったて」第2号のテーマ案「おかやま音楽中心生活」の進捗状況を報告。 -
第12回うったてミーティングを行いました。
第12回うったてミーティングを5月16日に行いました。
ライターの教室では、ほろよいイラストレーター/日本酒ガールの松浦すみれさんをお迎えして、「一杯の魅力を描き綴る」と題して講演。京都や滋賀の酒蔵をめぐりながら、日本酒の魅力を伝え続けている経験を話してくれました。
松浦さんは1983年京都生まれ。〝お酒の神様〟を祀る京都・松尾大社で本職の巫女を経て、現職。新聞連載をはじめ、書籍、雑誌、WEB等に、全国の酒蔵や酒処を旅したイラスト&エッセイ・コラムを寄稿。顔彩(日本画材)を使った柔らかな水彩画を得意とする。松尾大社、吉備津神社の特別御朱印のイラスト制作。著書「日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽ」(コトコト刊)。現在、滋賀の湖北と京都の二拠点生活を送りながら、産経新聞「ほろよい余話」、京都新聞「近江酒蔵百景」にて、イラストエッセイを連載中。
おかやま文学フェスティバルの文芸小学校へも参加し、おかやまのお酒をこよなく愛しているそうです。
うったて第3号にも原稿を寄せてくださるとのこと。楽しみです。第2部公開編集会議では、初参加の人も数人いるということで、うったての原稿執筆、編集についての基本的なルールを再度確認。また第3号の特集テーマ「おかやまご馳走帖」について話し合いました。
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第13回うったてミーティングを行いました。
6月20日(金)、第13回うったてミーティングをに行いました。
第1部「ライターの教室」では、NPO法人アートファーム代表の大森誠一さんを講師にお迎えしました。講演テーマは「私のうったて人生」。
大森誠一さんは、1950年岡山市生まれ。編集者とコピーライターの傍ら92年にアートファームを創立、2005年にNPO法人化。地域と舞台芸術をつなぐ創造・育成・鑑賞・普及・協働事業のほか、岡山県天神山文化プラザ、倉敷市芸文館、静岡県舞台芸術センターなどの自主事業に関わり、サンポートホール高松チーフプロデューサー、三原市芸術文化センター事業企画責任者を歴任。22年岡山河畔芸術祭、24年西中島まちラボ・旭坐を創設し、旭川河畔の拠点形成と地域再生に取り組んでいる。団体として01年岡山芸術文化賞準グランプリ、02年福武文化奨励賞、14年岡山市文化奨励賞を受賞されています。
講演では、30年以上にわたる活動を紹介。舞台芸術の公演活動だけでなく、人材育成や地域づくりに深く関わっている取り組みを紹介しました。第2部「公開編集会議」では、「うったて」第3号の特集「わたしのご馳走帖」の原稿の進捗状況などを意見交換しました。
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第14回うったてミーティングを行いました。
7月18日(金)、第14回うったてミーティングをに行いました。
第1部「ライターの教室」の講師は、『101匹目のジャズ猿』『岡山ジャズ物語』(共著)の著者・平井康嗣さん。
「岡山のジャズと音楽文化史」と題し、70年代からの岡山の音楽事情を自身の体験と重ね、話してくれました。
学生時代にジャズ喫茶「シャイン」でアルバイトを始め、ロック、ソウルを中心とするレコードショップ「LPコーナー岡山支店」店長に。同時にジャズフォーラム岡山、岡山フリー・インプロヴィゼイション・クラブ、表町生活向上委員会等の団体を立ち上げ、数多くの国内外のミュージシャンを岡山に招聘する。1989年の岡山県営グラウンド(運動公園)での「音楽三昧公園まつり」を皮切りに、音楽の原点に立ち返る石門別神社での「いわとわけ音楽祭」、2002年からスタートした「おかやまJAZZフェスティバル」と、音楽による岡山の地域おこしの市民運動にも尽力しました。第2部の公開編集会議では、しみんライターから寄せられた原稿などを紹介。9月末の刊行を目指して編集作業が続きます。
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